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子供の病気


子供の病気の特徴

子供の病気の特徴は、年齢によって起こりやすい病気の種類はかなり異なります。子供のかかりやすい病気をあげてみましょう。

新生児のころは、未熟児、新生児期特有の子供の病気や、出産に関係した子供の病気があります。また、代謝異常や心臓などの先天的な子供の病気もあります。新生児期から数か月間は免疫力が弱いので、敗血症や髄膜炎など、重症の細菌感染による病気もみられます。また、乳幼児突然死症候群(SIDS)も忘れるわけにはいかない子供の病気です。

生後6ヶ月を過ぎる子供の病気のほとんどは、風邪と下痢になってきますが、中には、まれに重い細菌性の感染症、いまだに多いはしか(麻疹)、原因不明の川崎病などの子供の病気がみられることがあります。増加傾向にあるぜんそくやアトピー性皮膚炎、食物アレルギーなどの子供の病気も目立ってきます。

1歳過ぎの子供の病気を細かく分類し、事故をひとまとめにすると、不慮の事故が代表的な死因となります。この年齢以降も、感染症が主な子供の病気として続きます。また、小児期では、どの年齢でも大人の病気と考えられがちな悪性腫瘍が意外に多くみられ、1歳以降の死亡原因の2位から3位になります。

3歳以降になると、感染症以外に、複雑な社会を反映した小児の心理的な問題が多くなります。それ以後は、自律神経の病気や、思春期の病気などもでてきます。


子供の病気のあらわれ方

子供の病気は進行が早いという特徴があります。子供はからだ全体が発達していないので、感染症が起こりやすいだけでなく、各臓器の未発達さが目立つ病気、たとえば脱水症などの子供の病気も起こりやすいものです。

赤ちゃんのからだは大人にくらべて水分が多く、そのうえ体重あたりの水分の必要量が大人の3倍もあります。また、子供は水分を調節する腎臓などのはたらきも未発達であることが、脱水症を起こりやすくしています。そして、感染症が脱水症を引き起こし、その脱水症が感染症をなお重くするなど、お互いに足を引っぱり合うため、進行が早くて重症化しやすく、回復も長引いたりします。さらに困ったことには、子供本人が、自分に起こった症状を親にうまく伝える手段がないのです。これらのことが原因で、子供の病気の進行が早くなったり、気がついたら重症になっていたということがあります。

ただし、すべての子供の病気がそうではありません。いい面としては、子供は成長にともなって細胞がふえたり、細胞が未発達であるために再生能力が高く、傷の治りが早かったり、いったん病気が快方に向かうと、驚くほどの回復力をみせたりします。


日頃の注意

両親は、常に子供の様子を観察して、日ごろの状態との違いに気をつけることがとても大切です。子供の病気は、熱があるよりも、熱はないが何かがいつもと違っている場合の方が重症であることが多いのです。

やはり家庭においては、両親が医師や看護師なのです。ですから、子供の健康状態には、常に気を配る事が大切なのです。

親が子供の体に関心をもち、その気でみていれば、ふだんとの違いはおのずとわかるものです。例えば、お風呂に入るときには、子供に変な青あざはないか、子供のおなかや手足に異常がないかなど、日頃から子供の全身をよく観察することが重要です。

心の問題も同じで、愛情をもって接していれば心配ないという方がいますが、子供の心は繊細で弱いものです。チックや、5分おきにトイレに行くなどの異常行動があれば、子供への接し方をはじめ、いろいろな面からの見直しが必要です。素直になって、子供の行動を通して送る心理的なサインに気を配ることです。

子供の病気のなかには、両親が注意を怠らなければ、早期発見、早期治療だけでなく、予防できる子供の病気がたくさんあることを忘れてはいけません。また、もしも子供が病気になったときには、医師もふくえめた家族やまわりの人全員が、互いに協力しあう事が大切です。